ブラックベリーの栽培を始めたばかりの昨年の収穫量は“たったの5粒”だったけど、それが2年目にもなると、枝の数もめちゃくちゃ増えて超豊作…。
ざっと数えても600粒以上はありそう…。多すぎてちょっと困るくらいの実が出来ています…。

とは言え、豊作なのはやっぱりうれしい。
ただこの品種、酸っぱ過ぎてそのまま食べるにはそこそこ厳しいやつだった。
ちなみに、1年目に採れた5粒を口にした時点で薄々感じてはいた…。それでも肥料をたくさんやると甘くなるだろうと高を括っていただけにちょっとがっかり…。もしかすると加工用の品種を植えてしまったのかもしれない…。分からないが…。
ということで、これらは何かに加工して頂くことにします…。とりあえずは、以下のような「アイスクリーム」から…。
なお先に言っておきますが、加工したら普通においしいブラックベリーでした。
■まずは、種を取り除いて「果肉ペースト」を作っておく。

以下では摘みたての生ブラックベリーを使いますが、市販されている冷凍のブラックベリーでも同じように仕上がると思う…。おそらく…。

それでは、種を取り除きます。
今回は、「濾し網」で実を濾すことによって、果肉と種とに分けることにします。
●まず濾す前には、実を鍋に入れて少しだけ潰し、さらにちょっとだけ煮ておきます。それで種と果肉がほぐれやすくなります。
●次に、下にボウルを置いた「濾し網」の中に潰した実をに入れます。
●そして、泡立て器でグルグルと回しながら果肉部分だけを下に落とします。
なお「濾し網」の中の実が少なくなってきたら、大きめのスプーンに持ち替え、スプーンのへり部分で網の内側をこするようにして実を押さえていくとさらに濾せます。
ただ、完全に分けることは難しいので、ある程度であきらめました。

果肉ペーストの出来上がり。
ちなみに、この果肉ペーストの中に砂糖を入れて煮詰めると「ジャムやフルーツソース」になります。
そして、それらを炭酸水などで割るとブラックベリージュースになりますし、ミルクと混ぜるとスムージー風にもなります。
また、プレーンヨーグルトにかけるだけでも立派なスイーツになるはず。
その他にも、ゼラチンで固めてゼリーを作ったり、焼き菓子の生地に混ぜたりと使い道は色々と考えられます。
なお今回は、この果肉ペーストを使って、以下のようなカップアイスを作ります。
■カップの中で凍らせるだけの「アイスクリーム」作り。
よくある自宅でのアイスクリームの作り方には、「スプーンがスッと入る柔らかさ」にするために、「凍らせる過程で何度かかき混ぜて材料に空気を含ませる」という方法もありますが、今回は、その途中でのかき混ぜ作業は一切行わず、「複数の個別のカップに材料を充填してその中でただ凍らせるだけ」という方法でカップアイスを作ります。もちろん、市販のカップアイスのように「スプーンがスッと入る仕上がり」となります。
ちなみに、空気を含ませながら凍らせるというアイスクリームメーカーを使用するわけでもありません。
◇
※なお、今回はブラックベリーアイスを作りますが、その他のフレーバーのアイスでも使える作戦です。

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【ブラックベリー果肉ペースト】… 120g
【生クリーム】… 100g
【卵白】… 60g(Mサイズ約2個分)
【グラニュー糖】… 35g
【グラニュー糖】… 10g
【グラニュー糖】… 25g
【グラニュー糖】の合計は70gです。
その内訳は…
・35gが【果肉ペースト】と混ぜる用。
・10gが【生クリーム】と混ぜる用。
・25gが【卵白】と混ぜる用です。
■作り方

1.果肉ペーストにグラニュー糖を混ぜる。
まず、ペースト状になっている120gの果肉に、グラニュー糖35gを混ぜておきます。

2.生クリームをホイップする。
100gの生クリームにグラニュー糖10gを加えてホイップします。

角が立つまでホイップしました。

3.生クリームに果肉を混ぜる。
2~3回に分けて、ホイップした生クリームに果肉ペーストを混ぜていきます。

なお、この後の工程でも混ぜることになるので、ここではさっくりと混ぜておきます。

4.メレンゲを作る。
60gの卵白を泡たてて、角が立つくらいのメレンゲを作ります。
なお、25gのグラニュー糖は数回に分けて加えていきました。

今回のテーマは「冷凍中にかき混ぜないで作るアイスクリーム」ですが、このメレンゲを加え、材料に空気をたっぷりと含ませた状態にして凍らせることによってそれが可能となります。
ちなみに、工程2のホイップした生クリームにも空気は含まれていますが、それだけでは空気が全然足りません。
試作の際に【ホイップクリーム・果肉ペースト・グラニュー糖】だけというメレンゲ無しのもの、いわゆる工程3状態のもの(メレンゲのない分だけ果肉はちょっと少な目でした)を凍らせてみたのですが、カチッカチでした。

5.材料にメレンゲを加える。
工程3の「果肉を混ぜたホイップクリーム」に、工程4の「メレンゲ」を数回に分けて混ぜ合わせていきます。

これで、凍らせる過程での「かき混ぜる作業」が必要のない材料となりました。
つまり、複数の個別のカップにそのまま入れて、ただ凍らせらるだけでよいという材料です。

6.個別のカップに充填。
お好みのカップに充填します。

ちなみに今回は、140mlの紙カップに、画像のような量で充填していくと5つ作れました。
そしてこのあと、蓋をして冷凍庫で凍らせます。
もちろん、途中で「かき混ぜる作業」は必要ありません。

7.固まったら完成。
冷凍する時間はけっこうかかります。
今回は丸2日冷凍庫に入れておきました。

材料に空気がたっぷりと含まれているので、市販のカップアイスのように、スプーンで簡単にすくうことが出来ます。
なお、アイスクリームの硬さは、材料に対するメレンゲの割合で調整することも可能。
硬くしたい場合は、メレンゲの割合を少なくする。
また逆に、軟らかくしたい場合は、メレンゲの割合を増やす。
メレンゲの割合を少なくする場合は、ただ単に、上記のレシピからメレンゲの量を減らすパターンでもいいし、その他の材料を増やすパターンでもいい。
もし、その他の材料を増やすというのであれば、果肉ペーストを追加するのでもいいし、牛乳を別途用意して追加するのでもいい。とにかく「空気を含まない液状のもの」を追加する。
ともあれ、メレンゲの割合やその他の材料の割合が違うことで、多少の味の違いはあるかもしれないけど、いくつか試作をした時のことを鑑みると、おそらくどれも美味しいはず…。
※なお、アイスクリームの硬さは「冷凍庫内の環境」や「冷凍した時間」によっては違うかもしれません。
以上、カップの中で凍らせて作る「ブラックベリーアイスクリーム」を作りました。

ちなみに、熟した実から順に収穫してせっせと冷凍庫に貯めておいたけど、そのまま調子に乗ると庫内の余裕もなくなりそうなので、2キロぐらいで冷凍するのはやめました。
なおこれらのブラックベリーは、これからじっくりと何かに加工していくつもり。
それにしても、まだまだ採れる実はどうしよう…。










