毎年春になるといくつかの野菜を庭に植えますが、万願寺唐辛子は必ず植えるいつもの定番。

必ず植える理由はいくつかあって、色々な料理に使えて便利である。ただ単に好きである。ということ以外にもう1つは、比較的長く収穫できるということ。これは結構ポイントが高い。
一般的な露地栽培の万願寺唐辛子は、6月頃から収穫が始まり11月初旬頃まで収穫期が続きます。
あくまでも最盛期は夏ですが、実は収穫期間が長くて秋深くまで楽しめる野菜です。
なので、育てる野菜として毎年必ず選んでいる。
とにかく、長く収穫できるので、その間は庭に食材が常備してあるという感じ。
「あと1品足りないな」という時などにも頼もしい存在です…。
そこで時々作るのが「焼き万願寺とうがらし」。
簡単だし、直ぐに出来るのもいいところ。
■簡単で直ぐ出来る「焼き万願寺とうがらし」。
特別な調味料も手間のかかる下ごしらえもいらない、とてもシンプルなおかずです。
焼き目の香ばしさと醤油の香り、そしてかつお節の旨味が、焼いてジューシーになった万願寺唐辛子ととてもマッチします。ほど良く辛みもあって、とにかくご飯がどんどん進むこと間違いなし。
凝りに凝ったごちそうももちろん美味しいけれど、「庭から採ってきた野菜でサッと作る」というような素朴な料理も意外と“ごちそう”だったりすることも…。

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【万願寺唐辛子】… 数本
【かつお節(削り節)】… お好み
【醤油】… お好み
【食用植物油】… 適量
【食用植物油】は、ごま油でもオリーブ油でもサラダ油でも良い。なお今回は、菜種油を使います。
■作り方

1.穴を開けておく。
加熱による破裂を防ぐため、包丁や串などを使って胴体に穴を開けておきます。
※もしくは、胴体には穴を開けず、ヘタを完全に取ってしまう(上部に大きい穴が開きます)。
なお、破裂を防止する以外には、万願寺唐辛子全体に均一に火を通すためという理由もあります。
加熱によって実が丸く膨らんた状態だと、フライパンの平らな面と万願寺唐辛子の胴体が均一に触れにくくなりますが、穴を開けて、万願寺唐辛子内の蒸気を適度に抜かすと均一に触れやすくなります。

2.食用油を薄く引く。
今回は菜種油を薄く引きましたが、ここはごま油でもOK。ごま油を引いて焼くと風味がアップします。
なお今回は、油を引いたフライパンで焼きますが、油を使わずに、グリルなどで素焼きにするのも時々します。その場合「第6の味覚」と言われている脂肪味は無くなりますが、スモーキーで香ばしい風味が加わって、それはそれで美味しいです。

3.弱火で焼く。
表面に美味しそうな焼き目が付くように焼きます。
もちろん、黒く焦がすのはNG。

4.器に盛りつけ、かつお節をのせて醤油を垂らす。
いい感じに焼き目が付いたら器に盛り付けます。

お好みの量のかつお節(削り節)をのせ、その上から醤油を垂らせば「焼き万願寺とうがらし」の完成です。
以上、庭で採れた「万願寺唐辛子」で作る、シンプルなおかずでした。
ただ単にフライパンで丸ごと焼いて鰹節と醤油をかけただけなのに、手間暇かけた料理のように感じるのは不思議…。「え、本当にそれだけ?」と疑ってしまうかもしれません。
焼き目の香ばしさと出汁のようなかつお節の旨味が合わさって深みのある味わいになっています…。
素朴なのに、どこか上品で贅沢な一品です。
なお、今回は「焼き物」でしたが、万願寺唐辛子は「和え物」「炒め物」「煮物」「揚げ物」などと色々な料理に使えるので、庭に植えておくと非常に重宝します。










