木の雑貨や家具を製作していると、色々な大きさの木の端材が大量に出てきます。その端材を利用して、コロコロとしたキューブ状のマグネットボタンを作ってみました。

木の種類は何でも良いので、工具をお持ちの方は、ホームセンターなどで木と磁石を購入されて、どうぞ作ってみてはいかがですか。
部屋のあちこちに、手作りの木製の雑貨があるだけで、その場所が温かい雰囲気になりますよ。

用意した材料

材料となる角棒

【木の角棒】
今回は、ケヤキとローズウッドの、厚さ2cmの板の端材をカットして、太さ2cmの角棒へと加工したものを使用しました。
ホームセンターなどで角棒を購入される場合は、お好きな太さのものでどうぞ。
【磁石】 小さくて強力なネオジム磁石
今回は、直径6mmのネオジム磁石を使用しました。磁石が小さいと、ボタンのサイズも小さくてかわいいモノが作れますし、用意するドリル刃も細くてすみます。
そして、ドリル刃は細いほど価格も安くなりますし、なによりも穴あけ作業が楽です。
【ボンド】 粘りのあるボンド
瞬間接着材の場合は、固まると、粘りが無くて衝撃に弱いため、着脱をする時の衝撃で磁石が取れ易くなります。
ですので、衝撃に強い粘りのあるボンドを使用します。
例えば、2液混合型のエポキシ樹脂系ボンドは粘りも強く、また、木と金属が共に接着出来るので最適です。

用意する道具

【穴を開ける為の工具】 有ればボール盤、無ければ電動ドライバドリル、または、電動ドリル(スピード調整機能付き)、または、ハンドドリル。
【木工用ドリルの刃】 径6mmのドリル刃。先端に尖ったキリが付いているモノ。
【ノコギリ】 目の細かいノコギリのほうが、細かい作業に向いています。
【サンドペーパー】 荒削り用:100番程度 仕上げ用:320番程度。
【キリ、または、目打ち】 穴を開ける前に、中心に凹んだ印を付ける為の道具。
【鉛筆】 線を引く用。
【バイス】 穴を開ける材料を固定する為の道具です。バイスがある場合はバイスを使って下さい。バイスが無い場合は冶具を作って固定すると良いです。

角棒をキューブ状にカットします

キューブ状にカットした材料

まず、角棒の切断する位置(4面共)に鉛筆で線を引き、その線に沿ってキューブ状(立方体)にカットします。
ノコギリで一気に切ってしまうと、最後の方で木が裂けてしまう場合がありますので、上から半分位切った時点で、上下を逆にして残りの半分をカットした方が良いでしょう。

切り終わったら、切り口が平坦になるように荒削り用のサンドペーパーで削ります。
つぎに、キューブ状になった木の表面(6面)を仕上げ用のサンドペーパーで軽く擦って仕上げます。そして、仕上げの最後には、トゲが出ないように、キューブ(立方体)の角や各辺を仕上げ用のサンドペーパーで擦って下さい。

サンドペーパーは、木工用のモノを使用したほうが良いです。金属用のモノを使用するとサンドペーパーの黒い粒子が材料の表面に入り込んで、材料の表面が黒くなる場合があります。

穴を開けて、磁石を嵌め込み接着します

ドリルで穴をあける途中

ドリルで穴を開ける際には、まず、穴を開けるセンターを決めて、そこにキリか目打ちを刺してヘコミを作ります。そして、そのヘコミにドリルの先端の尖った所を差し込んで穴を開けます。
穴の深さは、磁石の厚さと同じ位か、磁石の頭が少しだけ出る位で丁度良い感じです。

穴あけ作業は、ボール盤で行うとメモリも付いているので、穴の深さの調節が簡単です。
しかし、一般的には、自宅にボール盤は無いはずですので、電動ドリルなどで穴をあける場合がほとんどになると思います。
その際は、ドリル刃の先部分の任意の箇所にテープを巻き、そのテープを、穴を掘る深さの目安にすると穴の深さが調節出来ます。
また、電動ドリルを使用する場合は、回転スピードはあまり高速にしないほうが安全です。

そして、小さなキューブ状の材料に穴を開ける時、その材料を素手で固定すると危険ですので、穴を開ける際は必ずバイスで固定して下さい。バイスが無い場合は治具を作って固定して下さい。
その冶具とは、適当な木の板に、適当な大きさにカットした木の角棒や端材などをボンドで貼り付けたもので良いでしょう。

開けた穴にボンドを入れて磁石と接着します

マグネットボタンの完成品

最後に、穴に適量のボンドを入れて、磁石と接着して下さい。
穴が深すぎた場合は、ボンドを入れて固めると上げ底になるので、磁石の高さが調整出来ます。そして、磁石と接着する際は、上げ底用のボンドが固まったことを確認してから、再び接着用のボンドを入れて接着して下さい。

接着剤には、粘りのあるボンドを使用したほうが、磁石は外れ難くなります。
例えば、瞬間接着材のような、乾燥すると硬くなるものは衝撃に弱いので、パチンパチンと吸着を繰り返していくと、その時の衝撃で磁石が外れ易くなります。


木の種類や大きさで、雰囲気も全然変わります

冷蔵庫のドアに付けたマグネット

完成したマグネットボタンは、手作りならではの不揃いな形や大きさに愛嬌があって、愛着が湧きますよ。
冷蔵庫やマグネットボードなどに貼り付けてお使い下さい。

今回はケヤキとローズウッドで作りましたが、木の種類や、材料となる角棒の太さによって、完成品の雰囲気も全然変わります。
また、丸棒で作っても雰囲気が変わって面白いかもしれません。

※作業の際は、各道具や材料の説明書をよく読んで、くれぐれも安全に気を配ってください。


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