リコッタチーズやカッテージチーズは、乳を固めてホエイ(ホエー・乳清)を除去したフレッシュチーズです。そのままでも普通に美味しく頂けますが、スイーツ系やお食事系などに色々とアレンジしても美味しく頂けます。
例えば、スイーツ系としては、ただ単にジャムをかけるだけ、というようなシンプルな食べ方や、
フルーツと一緒に皿に盛り付けて、その上からハチミツをかけて頂くというような簡単な食べ方もおすすめです。
また、お食事系としては、ただ簡単にパンの上にのせるだけの食べ方や、
レタスやその他の生野菜と一緒に和えて、シンプルに上から黒胡椒と塩をを振りかけ、さらにその上からオリーブオイルを垂らして、サラダとして頂くのもおすすめです。
その他にも、スイーツ系でもお食事系でも、アレンン次第で色々と美味しく頂けます。
[01] 焼いたパンにカッテージチーズと焼きオレンジをのせて…
-材料-
【リコッタ 又は カッテージチーズ】 適宜
【お好みのパン】 今回は小さめの食パン2枚
【オレンジ 又は ミカン】 1個
【タイム】 フレッシュでも、ドライでもOK
【ハチミツ】 適宜
-作り方-
1.まず、パンは好みの焼き加減に焼きます。
2.オレンジ又はミカンの皮をむいて、横から半分に切り、グリルやトースターにアルミホイルを敷いて、断面が上になるように置き、焼き色がつくまで焼きます。
3.用意したフレッシュのタイムは、香ばしくしたかったので、トースターで軽くローストしました。
(電子レンジでドライにしてもいいです。)
4.こんがりと焼いたパンにリコッタ又はカッテージチーズをのせ、その上から焼き目をつけたオレンジ又はミカンをのせます。
タイムを枝ごと飾り、上からたっぷりとはちみつをかけたら出来上がり。
オレンジやミカンなどの柑橘類とリコッタやカッテージチーズは相性抜群で、ハチミツをかけるとさらに美味しくなります。
[02]フレッシュチーズにハーブを混ぜて…
-材料-
【リコッタ 又は カッテージチーズ】 適宜
【ドライハーブ】 今回は、庭で採れたフレッシュのタイムをドライにしました。
-作り方-
混ぜるだけなので、あえて作り方を説明するほどでもないのですが、とにかくドライハーブはたっぷりと入れて混ぜます。
ドライハーブは、ブルーチーズを連想するくらいにタップリと入れたほうが美味しいです。
まんべんなく混ざったら出来上がりです。
完成後は、保存容器に入れて冷蔵庫で保存して、早めに食べきってください。
バケットに塗って食べてもいいですし、パスタに添えて食べても味のアクセントになります。
特にオイル系やトマトソース系のパスタには相性バッチリで、 いつものパスタにプラスするだけで、まるでレストランの一皿のようになってくれます。
今回は、タイムを使いましたが、イタリアンパセリ、ローズマリー、オレガノ、バジル、その他、ハーブの種類を色々と変えることによっても、また違った味わいを楽しむことができます。
[03] ソテーしたマッシュルームと一緒にのせてカナッペに…
-材料-
【ハーブ入りフレッシュチーズ】上記[02]のもの
(リコッタ 又は カッテージチーズ)
【バゲット】 今回は、1cm~1.5cm厚ほどに輪切りにしたものが5~6切れ
【フレッシュハーブ】 タイム(上に飾る用)
【オリーブ油又はバター】 バゲットに塗る用
■マッシュルームソテーの分
【ホワイトマッシュルーム】 10個
【ニンニク】 1片
【白ワイン(なければ料理酒)】 小さじ1
【オリーブ油(炒め用)】 適宜
【塩】 適宜
【黒コショウ】 適宜
-マッシュルームのソテー・作り方-
1.ホワイトマッシュルームは3㎜厚程にスライスし、ニンニクはみじん切りにします。
2.フライパンにオリーブ油を入れ、ニンニクとマッシュルームを炒めます。
3.マッシュルームにオイルがなじんでしんなりとしてきたら、白ワイン(なければ料理酒)をふりかけ、塩・黒コショウで好みの味にします。
-仕上げ-
スライスしたバゲットは、霧吹きでパン全体を軽く湿らせてからトースターで焼き、片面にオリーブ油又はバターを塗ります。
そして、その上にマッシュルームをたっぷりとのせ、さらにその上にハーブ入りのリコッタもしくはカッテージチーズをのせて、最後にフレッシュハーブを飾ります。
以上のように、リコッタやカッテージチーズなどのフレッシュチーズは、スイーツ系やお食事系などと幅広い料理で使えます。
また、ミルクの味わいが楽しめるこのフレッシュチーズは、自宅でも簡単に作ることができるので、とても重宝します。
なお、自家製フレッシュチーズの作り方は、
↓下記のリンクよりどうぞ。
牛乳からの、リコッタ&カッテージチーズの作り方とは
これらのチーズは、熟成のされていないフレッシュタイプなので鮮度が大事です。
なので、ご自宅で作った場合でも、購入した場合でも、いずれにしても早めに消費したほうが良いでしょう。
もし、大量に作り過ぎてしまった場合や、購入したものが残ってしまった場合、同じ食べ方だと飽きてしまいますし、古くなって捨ててしまうのもモッタイナイので、そんなときは、色々とアレンジして楽しむのもいいかもしれません。