ちょっと口がさみしいときのおやつとして そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトに入れたり、手作りお菓子の材料にしたり、また、紅茶に浸してフルーツティーにする等と、ドライフルーツは大活躍。

市販のレーズンやプルーン・ドライイチジク・ドライマンゴーなど、たまに我が家でも買ってくることはありますが。 その時々で家の中にある生の果物でも、自家製のドライフルーツが出来たらいいなあと思い作ってみました。

オーブンで作る方法や、レンジで作る方法がありますが、どちらもおすすめです。
自家製なので、用途にあわせてドライでもセミドライでもお好みで…。


[01]オーブンを使って、リンゴをドライに…

リンゴには色々な品種があり、夏の終わり頃から冬ぐらいにかけてが旬となりますが、貯蔵方法が進化した今では、スーパーなどでも一年中購入することが可能ですね。

リンゴの食べ方としては、生のままはもちろん、煮ても焼いても美味しいのですが、ドライにするのもおすすめです。
ドライフルーツだと、一度作っておけば好きなときにすぐに食べれますし、使い道も増えます。

まな板の上にのせたドライリンゴ

-作り方-


塩水に付けてある様子

【 材 料 】 リンゴ 1個

.まず表面をきれいに洗い、スライス(輪切り)にします。
そのあと、断面の色が茶色くならないように塩水に付けます。

※スライスする厚さは、5~7mm位の間でお好みで決めて、決めたら出来るかぎり均一の厚さで…。
今回は、5mm厚にスライスしました。

ビンの蓋で穴を開けた様子

.抜き型などで、芯の部分を取り除きます。
今回は、ビンのフタが丁度良い大きさだったので、それを抜き型の代わりに使用しました。

トレーの上に並べてある様子

.オーブンのトレー(天板)にオーブンシートを敷きます。

そして、リンゴの表面に付いた塩水をキッチンペーパーなどで拭き取ってから、オーブンシートの上に重ならないように並べます。

リンゴが乾燥した様子

.予熱なしのオーブンに入れて、まず100℃で60分加熱します。
60分間の加熱が終了したら、一度オーブンからトレーを取り出して、リンゴを裏返します。
そして、もう一度オーブンに戻し、さらに50分加熱します。

以上で、完成です。★★

硬さはお好みで…

もうちょっと半生状態にしたい場合は、表と裏の加熱時間を少しずつ減らすと良いでしょう。

逆に、もっと硬目にしたいときは、好みの硬さになるまで、裏表を交互に10分間ずつ硬さを確認しながら加熱を追加してゆきます。

リンゴの乾燥状態は、「スライスの厚みの差」で異なりますし、また、オーブンの機種にもよると思いますが、「オーブン内での熱の当り具合」でもリンゴの乾燥状態が異なることがあります。
繰り返しリンゴをひっくり返す際には、念のため、トレーの上でのリンゴの位置を前後左右入れ替えるなど、熱の当たり具合を調整しながら加熱すると良いと思います。

また、加熱しすぎると焦げてしまうことがあるので注意が必要です。
小さくて薄いものから順に乾燥してゆきますので、様子を見ながら、出来上がったもの順に加熱を終了して取り出していきます。

ドライリンゴをビンに詰めたところ

.リンゴが冷めたら、保存容器に移し冷蔵保存します。
セミドライにしたものは、あまり日持ちがしないので早めに食べきります。
しっかりとドライにしたものは、常温保存も出来ますが、防腐剤を添加していないので、やはり早めに食べきるようにしています。
長く保存したい場合は、ポリ袋に入れて、しっかりと密閉して冷凍で保存しておきます。それでも半年以内には消費したほうがよいでしょう。


[02]電子レンジを使って、リンゴをドライに…

電子レンジでも作れます。材料は上記と同じです。

-作り方-


キッチンペーパーの上に生のリンゴをのせる

.まず、スライスしてから塩水に付け、芯を取るまでの下準備の作業は、上記のオーブンで作る場合のと同じです。

*ここから、レンジバージョン
.レンジOKの耐熱皿の上にキッチンペーパーを敷いて、その上に、リンゴ同士が重ならないように並べます。

.次に、その皿ごとレンジの庫内に入れて、500Wで3分間チンします。
そして、皿ごと庫内から一旦取り出して、キッチンペーパーを新しいものに取りかえます。
その上に、リンゴを裏返しの状態にしてのせて、もう一度500Wで3分間チンします。

.この時点で、ほぼ焼きリンゴ並みの半生になります。
そして、網やザルなどの上の置いて、半日ほど風通しのよい場所で乾すと、セミドライのリンゴが完成します。

ドライ加減はお好みで…

また、もう少しドライにしたい場合は、好みの状態になるまで様子を見ながら、の作業(レンジでチン)を何度か繰り返します。
その場合、3分間ずつのチンだと、長すぎの場合もあるので、30秒ぐらいで調整するとよいでしょう。
そして、急に焦げだす瞬間がありますので、庫内をよく見ていることが大事です。

以前作ったとき、庫内から目を離しているスキに、けっこう濃い焼き目が付いてしまって、失敗した!ということがありましたが、
食べてみると、食感はカリッとして、味はカラメルっぽい風味が口の中にひろがって、それはそれで意外と美味しかったです。
但し、小さいものは焦げすぎになってしまっていて、さすがにイマイチでした。

レンジで乾燥させたドライリンゴ

この、電子レンジで作るドライリンゴは、
オーブンで作るものとは、少し違った食感に仕上げることが出来ますし、また、味わいも少し違います。
オーブンで作る場合は、加熱時間を長くすると硬目になりますが、
レンジで作る場合だと、加熱時間次第では表面を多少カリッとさせることが出来ます。
自分的には、レンジで作るほうが早く出来て、味も好みです。

但し、しっかりとドライにさせる場合は、何度かキッチンペーパーを交換するので、その分だけモッタイナイというところは減点です。


[03]オーブンを使って、キウイフルーツをドライに…

普段、キウイフルーツを生で食べる時は、追熟させて柔らかくしてからいただくのですが、
今回は、「まだ少し硬いかな」というものを使用しました。
その為、酸味が強い状態で作ることになります…。
しかし、「ドライ」にすると、それがプラスに働き、絶妙な酸味と甘みのバランスが生まれました。

もちろん、熟した甘いキウイフルーツで作るのもおすすめです。

ビンに詰めたドライキウイフルーツ

-作り方-


加熱する前にトレーに並べる

【 材 料 】 グリーンキウイフルーツ Lサイズ
今回、キウイフルーツは、皮を剥いてから輪切りにスライスにしました。

主な作り方は、上記の
『[01]オーブンを使って、リンゴをドライに…』
とほぼ同じです。

基本の加熱は、100℃で、表60分・裏50分です。

まず、60分加熱した後にはキウイを裏返すことになりますが、その時、キウイの水分がまだ多かったので、その表面の水分はキッチンペーパーで軽く拭きとりました。

そして、裏返してから50分加熱した後に硬さを確認したら、まだまだ半生状態だったので、さらに、表と裏を交互に10分間ずつの加熱を数回追加しました。
途中で何度も硬さを確認し、果肉を押さえると少し弾力が出るくらいになったのでオーブンから取り出して冷ましました。
これで「セミドライキウイフルーツ」の完成です。

食べてみると・・・。 すごく美味しい!!

セミドライに仕上げたキウイはお菓子の「グミ」のような食感で、凝縮された甘味と酸味のバランスも絶妙です!!
硬くて酸っぱいキウイフルーツが、とても美味しくなりました。
もし、生の果物を食べてみて酸っぱい時は、自家製ドライフルーツを作るのも1つの方法ですね。

出来たものは、保存容器で冷蔵保存します。

日持ちしないので傷んでしまう前に食べきれるか心配していましたが、あっ!と言う間になくなりそうです。

皮の付いたキウイフルーツ

-追記-
美味しすぎて、すぐになくなってしまったので再度つくりました。
皮つきも食べてみたかったので皮は剥かずに…。

キウイフルーツは普段皮を剥きますが、皮ごと食べることが出来るなんてドライフルーツならでは…。
ただし、皮の部分は少し硬くて苦味があります。
個人的には皮を剥いてあるほうが食べやすくて好みでした。


[04]オーブンを使って、みかん(オレンジ)をドライに…

スーパーなどでみかんが多く出回る時期は、主に旬となる冬です。
みかんがあまり出回らない時期には、スーパーでも一年中簡単に手に入れることが出来るオレンジで作るのもおすすめです。

ドライにする前と、した後のみかん

-作り方-


ミカンを裏返すところ

【 材 料 】 みかん 又は、オレンジ
※皮ごと使いたいのできれいに洗っておきます。

.まずは、トレーにオーブンシートを敷きます。

.スライスしたみかん(オレンジ)を、重ならないようにオーブンシートの上に並べます。
今回は、7mm厚ほどにスライスした、みかんで作りました。

.オーブンに入れて、100℃で60分間加熱します。
この時、上記のオーブンで作ったドライフルーツたちと同じように、オーブンの庫内は予熱しなくとも大丈夫です。
60分経ったらオーブン庫内から取り出して、みかんを裏返し、もう一度庫内に戻して、50分間加熱します。

.50分間加熱のあとは、みかんが好みの乾燥状態になるまで、表10分、裏10分と、交互に加熱を繰り返します。
この時、みかんが焦げてしまわないように、加熱のしすぎには注意します。

なお、包丁でみかんをスライスすると、けっこう厚い薄いが出来ますし、みかんの端の部分と真ん中部分では大きさも違ってきますので、乾燥する時間には個体差が生じます。
なので、乾燥状態を確認しながら、良いと思ったものから終了し、トレーから取り出していきます。

取り出すタイミングはお好みで。
すこし柔らかい状態で取り出すと「セミドライ」となります。 さらに「ドライ」感を強くしたい場合には少し長めでどうぞ。

完成してビンに詰めた様子

.みかんが冷めたら、保存容器に移し、冷蔵庫で保存します。

みかんの厚さが均一ではなかったので…。

7mm厚で均一にスライスしたつもりでしたが、手作業なので厚みにムラがあり、厚いところで9mm近くあるところもありました…。
なので、出来上がったものから順に加熱を終了して取り出していくと、最後のほうに残った9mm近くある厚いものは、ドライになるまで10分間ずつの加熱が5回、つまり追加の加熱が50分かかってしまいました。

もし、10分間ずつの追加していく加熱をもっと少なくしたいという場合は、少し薄めに(5mm厚程)にスライスすると、もう少し早く仕上げることができます。

しかし、9mm近くの厚めにスライスしてしまったものは、結果的に、ぎゅっと凝縮された濃厚な味に仕上がっていて食べ応えもあったので、それはそれで満足でしたが…。


自家製のドライフルーツを作る方法としては、網やザルの上に生のフルーツを置いて、何日もかけて乾燥させて作る方法もあります。
しかし、ドライフルーツを早く作りたいときには、以上で紹介した、オーブンや電子レンジを使う方法がおすすめです。

 

完成した干し柿

また、今回のドライフルーツとは作り方が全然違いますが、干し柿も、日本の伝統的なドライフルーツです。
一年の内で秋にしか作ることは出来ませんが、自家製干し柿の作り方も紹介しています。ご参考までに。
↓詳しくはこちら
手軽で簡単なドライフルーツ、干し柿の作り方


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