クリームチーズをパンにたっぷりと塗って食べると、とても美味しいですよね。
クリームチーズを塗っただけでももちろん美味しいですが、さらにその上にサーモンやベーコンなどの魚系や肉系のものや、トマトや焼いた野菜などをのせても美味しいです。
また、生のフルーツやコンポートをのせたり、ジャムやはちみつ等を塗ったりすると、簡単にチーズケーキのようなスイーツにもなります。

ビン詰めの水切りヨーグルト

しかし、市販のクリームチーズは値段がちょっと高い。でも、たっぷりとパンの上にのせたい。
ということで、見た目がそっくりで、味も似ている水切りヨーグルトで代用すればいいと思い、色々と試してみました。

一時はマイブームになった時もありましたが、その頃は、あくまでもヨーグルトで出来たおいしいデザートとして食べていました。
しかし今回は、少しでもクリームチーズに近づけるようにと作ってみます。


基本的な水切りヨーグルトの作り方

簡易的な濾過装置

まず、基本的な水切りヨーグルトの作り方はとても簡単で。
●ザルやパンチングボウルの内側に、濾紙(クッキングペーパー等)か、もしくは、キレイな濾し布(さらし等)を敷いた状態の、簡易的な手作りの濾過(脱水)装置。
●また、少量の場合は、ペーパーフィルターを内側にセットしたコーヒードリッッパー。

などの中に、必要な分のヨーグルトを入れるだけ。
濾過される水分(ホエイ)は、また別の使い道があるので、ボウルなどの容器を下に置いて受けておきます。
あとは、ホエイが濾過されるのを待つのみ。1時間ほどすると完成です。

*さらに詳しい作り方は、ページ下部に記載してあります。

もちろん、本当のクリームチーズとは、材料も製造方法も違います。
だだクリームチーズは、普通の熟成チーズとは違い、ホエイを除いて作る非熟成チーズです。そのところは少し似ているし、なにしろ、元をたどればどちらもミルクだったのですから、多少似ていてもおかしくないはずです。

見た目、食感、味のほうは…

完成した水切りヨーグルト

そして…、出来上がった見た目は、ほぼクリームチーズ。
400gのヨーグルトのパックを全部使って、出来上がった重さを量ったら135gありました。

食べて見ると、食感もほぼクリームチーズ。
味はというと、似てはいるが、やっぱり少し違う、もう少し塩分がほしい。
ということで、少しの塩を、小さじ半分ほどの牛乳で溶いて混ぜてみました。
塩をどれくらい入れたのかハッキリとは覚えていませんが、たぶん「ひとつまみ」くらい入れたような気がします。
結果は…、本物のクリームチーズほどではないにしろ、けっこう近い味になりました。

しかし、もう少しミルク感があったほうがいいかも。
ということで、味を確認しながら、小さじ1杯ずつスキムミルクを加えていきました。
大体、小さじで6杯(大さじで2杯)ぐらいは入れたと思います。
結果は…、さらに近い味になりました。

さらに、あともう少し、チーズのあのくさい?匂いがほしい。
ということで、スプーンにすくって粉チーズをふりかけて食べてみました。
結果は…、かなり近い味になりました。
但し、粉チーズは冷たい水には溶けないので、少しザラザラ感はありますが…。
ちなみに、溶けるかどうか、少し取り分けて粉チーズを練り混ぜたものも作ってみましたが、ぜんぜん溶けませんでした。
試しに食べてみたところ、なぜかザラザラ感がより強調されてしまったような気がします。
これは、混ぜるよりも食べる時にかけるほうがいいかも…。

ともあれ、いつも食べているクリームチーズが冷蔵庫にあったので食べ比べて見ました。
やっぱり多少の酸味(ヨーグルト感)は残っています。
しかし、食べ比べてみないとそんなに判らないかも知れません。

ただし、使用するヨーグルトによっても多少違うはずです。
今回は、パックに記載されている原材料が(生乳、乳製品)のものを使いましたが、(生乳100%)のものを使用すると、もっとクリームチーズに似ていた可能性があります。
また逆に、メーカーや種類によっては、もっと酸っぱい場合もあるとおもいます。あくまでもクリームチーズ風ですので…。

[アレンジ] 果物と一緒にのせてカナッペに…

木のカッティングボードの上のカナッペに、蜂蜜をかけている

そんなこんなで、水切りヨーグルトを大量に作ってしまったので、商品の撮影も兼ねてカナッペを作ろうと思い、近所のパン屋さんでフランスパンを買ってきました。

早速、パンを輪切りにし、その表面を少し火で炙ります。
そして、具をのせる面に薄くバターを塗り、その上にたっぷりと水切りヨーグルトをのせ。
さらに、小さくカットした皮ごと食べれるブドウをのせて、上から粉チーズをかけました。
そして最後に、蜂蜜をたっぷりとかけて食べましたが。
そのカナッペは、本当のクリームチーズをのせてあるのかと思うほどでした。
あと、パンと一緒に食べるので、粉チーズのザラザラ感も一切気になりません。
これなら、普段のおやつタイムにはもちろんですが、おもてなしにも使えると思います。
木のカッティングボードなどにキレイに盛り付ければ、お客様にも喜ばれそうです。

濾過したホエイ(ホエー)は、もちろん捨てることはせず、牛乳・溶かした砂糖、を混ぜて美味しく頂きました。
これはこれで、飲むヨーグルトのようなお味です。
また、飲みきれない分は、スープや、パンケーキを作る時に加えたりしています。


もう一度作って、まとめてみました

まずは、基本的な水切りヨーグルトの詳しい作り方です。

< 材料 >

【ヨーグルト】・・・ 400g(1パック)
※1時間以上濾過することで135g程になります。

ザルの中にヨーグルトを入れる

.まず、ザルの内側に敷いた濾紙(今回はクッキングペーパー)の中にヨーグルトを入れて濾過を開始します。

今回は、簡単な濾過装置として、
下から[ボウル → ザル → クッキングペーパー]の順にセットしてあります。

重しをのせて脱水

.さらに、中に入れたヨーグルトを包み込むように、クッキングペーパーの端の余った部分を折り畳み、その上から何か適当な重しをすることによって、早く脱水が出来ますし、また、しっかりとした固さのクリームにすることが出来ます。

ちなみに写真右の中の重しは、ガラスの皿と、その上に 水を入れたガラス瓶を載せたものです。

ホエイは別の容器に移す

.濾過(脱水)の途中で、ホエイ(ホエー)の水面がザルの底部に接触してきたら、そのたびにホエイは別の容器に移します。

クリーム状になったところ

.1時間以上脱水すれば、基本のクリーム(水切りヨーグルト)が出来上がります。

このままでも十分クリームとして使えますが、もう少し硬めにしたい場合は、新しいクッキングペーパーに包み直して、その上に軽く押さえ程度の重しをのせ、しばらく吸水させておけば多少は硬めになります。
その時に、クッキングペーパーの枚数を多くすれば、より吸水しやすくなるはずです。
吸水させる時間の目安は、一番外側のペーパーがしっとりとするくらいまで。

以上で、基本の水切りヨーグルトは完成です。

密封容器に入れる

最後に、4の水切りヨーグルトをボウルなどに移して、塩とスキムミルクを加え、しっかりと混ぜ合わせて味を調えたら、クリームチーズ風のペーストが完成です。

【 塩 】・・・・・・ ひとつまみ(小さじ約1/5)
※牛乳で溶かして加える。塩分は味見をしながらお好みで調整。
【スキムミルク】・・ 大さじ2杯前後
※使用するヨーグルトによって前後すると思います。
【 牛乳 】・・・・・ 小さじ約1/2
※塩を溶かす用。

食べる時には、状況に応じて上から粉チーズをふりかけると良いでしょう。

また、完成したものは、キレイに滅菌された密封容器に移して冷蔵庫に入れておきます。
賞味期限は、購入したヨーグルトのパックに記載してあるものを参考に…。 しかし、賞味期限の部分には開封前と記してあるはずなので、それよりも早いほうが良いと思います。

 

また、余ったホエイ(ホエー)の使い方としては

●牛乳とホエイを 1:1 の割合で混ぜて、そこに砂糖を加えると、飲むヨーグルトのような味になります。
●また、ケーキなどを焼く時に、水代わりに加えてもいいです。
●また、以前に、ホエイの酸味を生かして、酸辣湯(すっぱ辛い中華スープ)を作りましたが、結構美味しかったです。
●また、ホエイを利用して、リコッタ風のチーズを作るのも楽しいですよ。
*参照→ 牛乳からの、リコッタ&カッテージチーズの作り方とは

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